松崎奈岐(まつざき なぎ:フルート)

数学者。東京学芸大学名誉教授。
学芸大定年退官間近の1991年、元インスブルック交響楽団のフルート奏者新谷要一氏と出会い、はじめてフルートを手にする。

以来、音楽の中の数学の要素に魅せられ、今は音楽が主たる仕事になっている。これは、新谷氏の指導がヨーロッパ音楽発生の歴史観に裏打ちされたものであることに起因している。
 


Nagi Matsuzaki
 

大昔の話ですが松崎さんは慶應義塾大学工学部管理工学科が創設間もない頃、助手としてわれわれの数学の面倒を見てくれた先生でした。

われわれが学部を卒業する前に、松崎さんは慶応大学を退職して東京学芸大学に移られました。松崎さんは1984年に開催した管理3期生の卒業20年クラス会に出席していただきました。それから、20年が経ってしまいました。2004年4月に坂元平八さんが亡くなられて、9月に坂元先生の追悼会があり、ここで松崎さんにお会いしました。

フルートを背負っておられました。今では、毎年フルートのリサイタルを開催されているのだそうです。お知らせを下さいと言って別れました。

2004年10月末に第3回リサイタルがあったのですが、小生はJABEEの実地審査で、ある大学に缶詰になって審査の責任者です。抜け出して聴きに行くわけにもいきませんでした。

今年、2005年は11月10日です。これには必ず行くことになっています。 チラシ  

行って聴いてきました。浦上忠之君もご夫妻で来てくれました。


 

それから1年が過ぎて、2006年の9月下旬です。松崎さんからリサイタルのお知らせが来ました。

2006年10月26日(木)東京オペラシティ近江樂堂です。 チラシ

北村和彦君が来てくれました。高柳則男君も聴きに来る予定でしたが、筑波の研究所に所用ができて出掛けていて帰ってこられずでした。

また、1年が過ぎました。

2007年は11月1日です。場所は同じ東京オペラシティ近江樂堂です。

また、また、1年が過ぎました。

2008年は11月6日(木)です。場所は同じ東京オペラシティ近江樂堂です。 チラシ

2009年は10月17日のわれわれの日吉でのクラス会に参加していただきました。

卒業20年のクラス会(1984年)に松崎さんはお呼びしました。何と25年ぶりです。

フルートのリサイタルは11月12日、例年と同じく東京オペラシティ・近江楽堂です。

2010年は11月4日(木)東京オペラシティ・近江樂堂でした。

久しぶりに佐久間章行さんに会いました。今度、佐久間家のオーディオを聴きに来いという話が出ました。年が明けたら松崎さんと行こうという話になっています。

 ラムバリオン見学記

2011年は11月10日です。今年は第10回目となります。

今年も佐久間さんは来ていました。家は笹塚ですから2駅目が初台です。



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2012年は11月8日(木)です。

ついに佐久間さんは常連になりました。

びっくりしました。われわれが学部生の頃、管理工学科には経済学系の教員として森敬さんと岩田暁一さんがいました。岩田さんはわれわれが卒業する前に、三田に移られました。したがって、50年も会っていません。その岩田さんが奥様と聴きに来てくれました。

松崎さんも何年ぶりなのでしょう。

今年は松崎さんのフルートの師匠、新谷先生が4年ぶりに出演され、デュエット曲を演奏をしてくれました。

それから、毎年、プログラムは1600年代の古典が中心ですが、今年はガーシュインのSummer Time、山田耕筰のメドレーがありました。ガーシュインをプログラムに入れるというのは私のジャズ好きを意識されたに違いありません。これで松崎さん、ジャズに1/5歩くらい近づきました。



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2013年は11月9日(土)の午後に開催とのアナウンスがありました。鬼が笑います。

と言っていたら、もう2ヶ月です。

今年は考えるところがあり、スタンスを考えたそうです。音楽家としての思いがいろいろ巡るようです。

それで、「チケット代はいただかない」と言うことで勝負をかけています。

管理の皆さん、ぜひ足を運んで応援してください。

今年はガーシュインから美空ひばりの「りんごーの花びらがーー」になりました。東北弁の台詞入りです。また、脱皮を試みているようです。

そのうち、街頭でパフォーマンスなんてやるかもしれません。なんかを模索しています。毎年、リサイタルを開くということは大変なことなのですよ。僕のようなJazz Musicianにはよく分かります。



2014年は10月2日(木)です。

翌日はわれわれの卒業50周年のクラス会ですが「出席」の返事が来ています。

若山は毎年聴きに行っています。

隠居をしている皆さん、一度聴いてやってください。

チケットは要りません。

15:30開場 16:00開演

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佐久間さんは初台の駅で私の前を歩いていました。誰か来るかなぁと思っていたら、濱田洪一君が初めて来てくれました。

チェンバロの伴奏は新谷さんに決まっていますが、今日はチェンバロがバロック時代の楽器で、その特徴を解説してくれました。鍵盤の数もピアノの半分くらい、鍵盤全体を半音分ずらすことが出来てピッチを半音高くすることが出来るなんて初めて知りました。

部屋の電気をすべて消して、新谷先生のソロ・フルート演奏がありました。すごい迫力でした。

また、今年も新規性に富むリサイタルでした。

松崎さんには楽屋で「明日はよろしくね」と言ってお土産を渡し労をねぎらってきました。


松崎 奈岐(fl)


新谷 要一(fl)      松崎 奈岐(fl)


新谷 久子(Cembalo)

翌日、お疲れのところ我々のクラス会に出席していただきました。⇒ クラス会



2015年は10月5日(月)16:00開演(15:30開場)です。

松崎さん、上手になりました。悟りを開いたようです。一度、聴きに来ませんか?入場料はいただきません。(2015/4/28)

チラシが出来あがり、届きました。

お時間の許す方、ぜひ聴きに来てください。(8/26)

 

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昨年のリサイタルはわれわれの卒業50周年クラス会の前日でした。それから1年の経つのの早いこと再認識です。年とった証拠でしょう。

今年も「松崎リサイタル」常連の佐久間さんと若山夫婦が聴きに行ってきました。今年は富山の白えび煎餅を差し入れしてきました。もう、リサイタルを始めて14年目になります。皆さんには分からないかもしれませんが、大変なことなのです。私も音楽をやり続けていますが、まず、出来ません。毎年毎年、新曲を練習しプログラムを組んでいます。松崎さん、年取っている暇がありません。

10月17日の管理39のクラス会にはいらっしゃいます。(2015/10/5)

 


15回目のフルート・リサイタルの案内が届きました。

10月17日(月)16:00開演です。場所は、東京オペラシティ3階、「近江楽堂」です。

入場料は無料です。

松崎さん、頑張って続けて来ました。みなさん、揃ってリサイタルお祝いに来てください。我々のクラス会の週の月曜日です。

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常連の佐久間さんが欠席でした。でも、福川君が来てくれました。初お目見えです。

松崎さんのお友達関係は超高齢者です。驚きます。

今日の演奏は、モーツアルト、テッサリーニ、それにバッハ(2人の息子)の曲でした。

ラストの曲はフルート・ソロで「荒城の月」でした。洒落た編曲でした。

つい、先週のことです。舘野 泉というフィンランドを本拠とするピアニストがいます。慶應高校1955年卒で藝大に進み、音楽家になりました。その舘野さんが、高校時代の音楽の先生だった故岡田忠彦先生を偲ぶ「舘野 泉 音楽サロン」を開催しました。

協賛したのが当時の高校の音楽愛好会(後の慶應義塾楽友会)の年寄りグループ「OSF(Over Sixty Five)男声合唱団」です。私は仲間ですが、普段は歌わないのですがこの日だけ特別に2曲だけなので参加しました。そこで歌った歌が「荒城の月」と「浜辺の歌」でした。不思議なことに1週間のうちに2回も「荒城の月」でした。(2016/10/17・わかやま) 

 ⇒ その会の模様


 

 

 

 

 

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